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4/19 Mon. 山形県鶴岡市


北国の春





 20日に入院した母親が、22日に大腸癌の摘出手術を受けた。予定の倍、3時間に及ぶ大手術だったが、幸い予後は良く、毎日病院に見舞うたびに元気になっていく。手術自体も成功だったということで、今後再発の危険性はあるにしろ、とりあえず命拾い、一安心といったところだ。
 ただ、なんたって実の母親の一大事であるから、長男としては心安らかとは言えない。それに、連日の病院通いがけっこうな負担になっていて、本業がちょっとばかりおろそかになった。この2日ばかりは、あちこちにお詫び電話をかけまくっている。「申し訳ない」が口癖になりそうだ。
 しかし、話には聞いていたけど、最近の病院の患者に対する扱いは、昔とはずいぶん違っている。たとえば、ボクが半世紀ばかり前に盲腸の手術を受けたときは、入院が一週間、その間、絶対安静とまではいかないにしろ、3日間ばかりはベッドから出してもらえなかった。
 ところが、大腸と小腸の一部、合わせて30センチほども切除したというのに、母親は次の日には廊下を歩かされていた。傷跡も、ボクの盲腸の傷跡に毛が生えた程度の大きさしかない。なんでも、盲腸ぐらいならば、申し出ればその日に帰宅が許されるのだそうだ。食事も、流動食ながら次の日の朝には口にした。腸のつなぎ目から漏れちゃうんじゃないかと心配になってしまうけれど、医者によれば、空気すら漏れないんだそうだ。医学の進歩たるや、こうして目の当たりにすれば、驚愕すべきものだということが分かる。
 ところで、プレミア版のほうの直接配信が始まって1ヶ月経過したが、読者数の伸びも順調なら、懸念していた事務作業のほうも思ったほど重荷にはならず、まずは順調な滑り出しである。「まぐまぐ」経由の読者数はどんどん減って、最盛期の半分以下になった。
 「まぐまぐ」経由から直接配信になって、目に見えて改善したのは読者とボクとの緊密度だ。たとえば、昨日まで届いていたメルマガが届かなくなれば、以前は「まぐまぐ」に問い合わせをしていたわけなのだが、その返事はなかなか来ないし、質問しても素っ気無いし、問題解決までにはずいぶんいらいらさせられた。時間もかかった。ところが、直接配信だとボクのところに直接メールが届くから、すぐに対応できる。
 もうひとつは購読料。金額的にはほとんど変わらない払い込み額だが、「まぐまぐ」の場合は引き落とし不能になると、直ちにメルマガ配信がストップされた。そりゃそうだ、商売だもの、代金が支払わなければブツは渡さない。
 でも、ボクの場合は、多少遅れようがなにしようが(月末の請求メール以外は)催促もしないし、もちろん、メルマガが来なくなるってこともない。別に親切でそうしているわけではなく、面倒なだけなのだが、そのアバウトさが読者にとっては心地よいのだと思う。
 ただ、問題がひとつ。メルマガが届かない、こりゃ変だ、キットに問い合わせるべ、というのなら解決は早い。ところが、変だな、変だな、と思いながらも、問い合わせを躊躇する人もたまにはいる。こっちは、メルマガが届かなかったときの通知をサーバーから貰うから、気が気じゃないのだ。というのも、こちらから問い合わせても、そもそもメールが届かないことが問題なのだから、問い合わせメールも戻ってきてしまう。
 というわけで、この場をお借りして呼びかけをひとつ(届かないプレミア版で呼びかけても通じない)。ドメインが「par.odn.ne.jp」の八王子のSさん、ここ数日メルマガが届いてないでしょう?メールアドレスを変更されましたか?お手数ですが、ボク宛にメールください。よろしく。この呼びかけも通じないようでしたら、お手紙を出させていただきます(このためにご本名とご住所をお届け願っているわけなんです)。




今日のプレミア版


庄内映画村オープンセット撮影会



展示作品:「庄内映画村オープンセット撮影会」
エッセイ:耐久性能が若干劣化した
今日のポイント:今日は5枚の大サービス
ネット撮影会講評:休載
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by osampo002 | 2010-05-06 01:20
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