人気ブログランキング | 話題のタグを見る

2010/01/23 SAT(No.2485)


写真展の打ち上げ宴会









 がはははは、買ってしまったぞ!パワーショットのG11、一昨日の夜に注文したら、速攻で今朝届いた。
 50枚ばかり試し撮りしみたけど、予想を大きく上回る優秀さだ。長年G9を使ってきたから、どうしてもそれとの比較になるが、細かな点はさておき、次の3点に長足の進化が見られる。
 まず、背面モニターが大きくなり、なおかつ、パリアングルになったので、撮影姿勢の自由度がぐっと上がった。街中スナップなどでは、そっぽを向いていても被写体を狙えるので、対象を警戒させることがない。地面ぎりぎりからの撮影や、両手を目いっぱい上に伸ばしての撮影なども容易だ。
 2点目は高感度特性の改善。画素数がG9の1200万画素から1040万画素に減少したことと、画像エンジンがキヤノンの高級一眼レフにも使われているDigic4に乗せ換えられたので、ノイズの処理能力が格段に向上したのだ。G9では、実用感度はISO200までだったのだが、G11ではISO800なら上々、撮影環境によってはISO1600も使えそう。今日の写真の1枚目はISO800で撮影したものだが、ノイズはほとんど乗っていない。現像時のノイズリダクションも使用せずに済んだ。下の2枚目は限度いっぱいのISO3200。さすがにこの感度だとノイズが消せないけれど、モノクロ撮影なら使い物になる。
 3枚目がそのモノクロ作例。真っ暗な夜道で撮影した。通常なら三脚なしでは絶対無理なところだが、感度をISO3200の限界まで上げたら手持ちで撮れた。シャッタースピードは0.3秒だった。手ぶれ補正能力は露出4段分だそうだ。0.3秒でも楽勝である。
 3点目は画像書き込みの速さ。G9のときは、1枚撮ったら、書き込みが終わるまで3秒間ほどは次の撮影ができなかった。もちろん、JPEGで撮るのならそんなに待つ必要はなかったのだが、RAWだとやたら時間がかかっていたのである。
 ところが、G11ではRAWでも1秒で済む。1秒を短いと見るか長いと見るかは別にして、G9に慣れた身にしてみれば、文明開化もいいところなのだ。これも、画像エンジンのスペックが上がったお陰である。
 ズーム比はG9の35mm-210mm(35mm換算)から28mm-140mm(同)になった。広角域が広がったのは、スナップカメラとしては大きな進化だ。35mmでは画角が狭すぎると感じていたのだが、28mmになってストレスがかなり軽くなった。
 購入価格は2GBのMicroSD付きの税込みで40,500円(さっき見たら、さらに500円安くなってやがった)。予備電池が6,300円。コンデジ高級機も安くなったものである。今日の写真展打ち上げの飲み会に集まった11人のうち、このカメラを持ってるのが4人もいやがんの。






CANON PowerShot G11





バッテリー NB-7L
今日のプレミア版


北千住丸井前



展示作品:普及版「北千住丸井前」
エッセイ:写真展収支決算
今日のポイント:休載
今日のポイント:休載
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Premium版の購読申込みはこちら。

購読料(月間1,050円)はクレジットカードからの自動引き落としです。

by osampo002 | 2010-01-24 03:22
<< 2010/01/24 SUN(... 2010/01/22 FRI(... >>