東京湾夕まづめ というわけで、今回は泊りがけの撮影会を企画してもらった。結果は大正解。昼、夜、朝、昼の4食に酒代、温泉、定置網漁見学、それに交通費まで含めて17000円、高いように感じるかもしれないが、料理だけでも、そこいらへんの飲み屋で頼めば3万円は下らないだろうし、都内の繁華街なら5万円は取られる。それに、全食(もちろん朝も)生ビール付き。長年撮影会をやっているけれど、これほどコストパフォーマンスのいい撮影会は初めてだった。 初日は、昼食後、保田港岸壁でビールを飲みながら釣り。ほとんど入れ食い状態で、なんと、釣果は96匹もあった。夕方、隣の勝山まで移動して東京湾に沈む夕日を撮影、残念ながら富士山は見えなかったけれど、夕陽は綺麗だった。 しかし、この「ばんや」、大したものである。直営店を始めるについては、おそらく反対の声も大きかったと思うが、漁協の理事長さん、よくぞ決断したものだ。最初は100人収容ほどの料理屋だったが、増設に増設を続け、今では料理店だけで300人から400人ほどは収容できる規模になった。しかも、それでも連日行列ができる盛況なのだ。観光バスで乗り込んで来る団体客用の別棟、温泉施設と宿泊施設もオープンし、たぶん、年間売り上げは10億円を突破するだろう。小さな港の漁協にとっては、ひょっとすると本業より売り上げが大きいのではなかろうか。従業員数も50人ではきくまい。地元の雇用創設という面でも、寄与度は大である。 料理は基本的に漁師料理、豪華大盛りが基本だ。すべてその日の朝に水揚げされた地魚で、マゴチ、カワハギ、スズキ、ヒラメ、イセエビといった高級魚の刺身がテンコ盛りで出てくる。値段は1皿1000円以下(イセエビでも1760円)。のりおくんが好きなアジのフライなど、850円の定食で中アジが4匹もつく。皿からこぼれそうだ。 宿泊客には夕食に舟盛りがつく。ボクは、自分ではかなりの大食いだと思っていたが、半分ぐらいしか食べられなかった。生モノなので持ち帰りができない。それがなにより悔しい。 温泉は天然ではなく人工の炭酸泉。炭酸泉は普通のお湯に比べて、体感温度が2度ほど高く感じるらしく、湯温は38度前後なのに、40度以上のお湯に入っている感じがする。しかも、湯に当たるということがないので、長風呂ができる。皮膚からの炭酸の吸収も活発で、関節痛などにはよく利くそうだ。ボクの痛風も、そのお陰かどうか、翌日にはほぼ全治し、鋸山の坂道も平気だった。 今日のプレミア版
夢見る瞳 太公望 展示作品: ダミー版「夢見る瞳」 通常版「太公望」など3点 エッセイ:ばんや 今日のポイント:休載 ネット撮影会講評:休載 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ Premium版の購読申込みはこちら。 購読料(月間1,050円)はクレジットカードからの自動引き落としです。
by osampo002
| 2009-09-29 02:04
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