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2009/03/06 FRI (No.2162)


雨降り







 なにを思ったのか、鬼嫁が演歌のコンサートに行ってきた。オバ友が買った入場券が、オバ友のオバ友の都合で1枚余り、それが回りまわって鬼嫁のところに来たらしい。タダと聞けば地獄にまでもほいほい行ってしまう鬼嫁のことであるから、演歌だろうがなんだろうが、喜んで出かけるのである。
 なんでも、「大月みやこ」という歌手のリサイタルだったらしい。ゲーノー界音痴のボクには、その大月みやこがどのような歌手であるのか、どういう歌を歌うのか、そういう知識はまったくない。大月みやこという名前からして、鬼嫁から聞いた音読でネット検索して知ったぐらいだ。Wilipediaによると、当年62歳におなりになるオバ歌手であるらしい。
 ヒット曲のリストがでていたので、2、3曲だけだけどYouTubeで聴いてみた。全然聞いたこともない曲であった。演歌など、「別れの一本杉」と「王将」ぐらいしか知らんのだ。あ、こないだの大島で有名な「あんこ椿は恋の花」も知ってるな。
 というわけで、リサイタルの話など聞かされても、まったく馬の耳に念仏状態なのだが、初の演歌コンサート体験がよほど激震だっらしく、晩飯の間中、その話を聞かされた。いつになく生返事に磨きがかかるボクであったが、話すのに夢中でボクの反応などうわの空、おかげで顔面飛び膝蹴りを見舞われずに済んだ。
 なんでも、曲と曲の合間に、大枚のおひねりが飛び交うのだそうだ。平均年齢70歳ぐらいの、追っかけと見られるオジオバの大群が客席の前の方を占領し、まるで小娘みたいに騒ぎまくって、財布を片手に一万円札をばらまいていたという。ワタシも演歌歌手になったらよかった、などと口走るところをみると、それがよほどショックだったらしい。
 面白かったのは、観客の大半がご老人であるからして、休憩時間まで待てずにトイレに行く客がたくさんいたという話。鬼嫁の隣にいたばあさんは、最初の3曲ぐらいでトイレに立ち、リサイタルが終わるころになってやっと戻ってきたそうだ。


今日のプレミア版

土砂降り



展示作品:通常版:「土砂降り」
エッセイ:申告が深刻だ
今日のポイント:手ブレ撮影法
ネット撮影会講評:ナンさんの作品
「商談成立」

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by osampo002 | 2009-03-06 23:15
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