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2009/01/22 THU (No.2119)


寒空







 親父が入所している介護施設から、毎日のように電話がかかってくる。こないだちょっとだけ触れたと思うけれど、施設内でノロが大流行しているのだ。最初の電話は上越・桑取に滞在中のことだから、もう1週間以上前のことになる。施設内でノロと思われる患者が出たという報告だった。どこからかウィルスが持ち込まれたということだから、ひょっとしたら感染が広がるかも、というのである。
 次の日、まだ桑取だったが、さらに2人の患者が出たので、施設内感染はほぼ確実と思われると知らせてきた。この時点では、親父はまだ発症していなかったのだが、万一発症し通院することになった場合には、病院までの付き添いをゆってくれということだった。
 その次の日は、上越からの帰宅途中の車の中で受けた。発症者が二桁になる勢いだという。親父が入っているのはショートステイの棟なのだが、その棟だけではなく、特養やデイケアの棟にも広がっているそうだ。施設では手が回らなくなりつつあるし、更なる広がりを絶つためにも、ショートステイの入所者は、発症したら自宅に一時引き取ってもらうようになったというものだった。
 ただし、親父に関しては、自宅に戻れば老老介護の共倒れになるのが分かっているから、一時帰宅はさせず、施設で面倒を見る。だが、病院への行き帰りは、ボクに付き添ってもらうしかないので・・・ということだ。この時点でも、親父はまだ大丈夫だった。
 次の日、先週の土曜日になるが、西下ヶ橋の取材中にかかってきた電話で、とうとう親父もノロの仲間入りとなった。ただ、まだ80歳代と若い(?)からか、症状はさほど酷くはなく、医者に電話したら、病院に来るには及ばない、施設で療養しなさいということになったそうだ。症状が酷くなるようだったら事情が変わるから、遠出はしないでくれと頼まれた。
 次の日と次の日、病状の連絡。酷くなる気配はない。一昨日、落ち着いてきた。昨日、回復した。ただし、施設内にまだ患者がいるので、面会はできない。
 というわけで、今日、施設にはこちらから電話した。面会に行ってもいいかと問い合わせたのだ。まだダメ。そろそろ本を差し入れなければならない頃なのだが、面会謝絶じゃね。
 しかし、この施設、とにかくよく状況連絡をしてくれる。責任分散という面もあるのだろうが、状況が分からずにやきもきすることがないのは助かる。なかなかいい施設だと思う。


今日のプレミア版

水滴模様



展示作品:通常版「水滴模様」
エッセイ:申告の時期が近づいた
今日のポイント:影を作る
ネット撮影会講評:休載

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by osampo002 | 2009-01-23 02:33
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