<   2010年 08月 ( 44 )   > この月の画像一覧

8/22







北方謙三
「独り群せず」
★★★★★





サイモン・カーニック
「ノンストップ!」
★★★★☆





岩崎夏海
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら」
★★★★☆





>岡田真理
「おひとりさま自衛隊」
★★★★☆





宮嶋茂樹
「不肖・宮嶋のビビリアン・ナイト(上)」
★★★★★





宮嶋茂樹
「不肖・宮嶋のビビリアン・ナイト(下)」
★★★★★



 北方謙三と初めて出会ったのは1981年であった。この年、実質的なデビュー作である「弔鐘はるかなり」を手に取って、一発でハマった。文庫になるのを待ちきれず、出る本、出る本、次から次に買ったものである。今でも、実家の本棚には、初期の初版本が30冊以上並んでいる。
 非常な多作家である。当時は、レイモンド・チャンドラーやダシール・ハメットにも比肩しうるハードボイルド作家が日本にも誕生したと、単純に喜んでいたのである。でも、その多作家というところがボクにとっては仇となった。30冊も40冊も読んだら当然そうなるだろうが、飽きてしまったのである。シーナがそうであったように、あんまり出されちゃ価値が下がるのだ、ボクにとっては。
 というわけで、89年の「武王の門」に始まる歴史小説の分野、96年の「三国志」に始まる中国史小説の分野が、北方の新境地を拓いたとして話題になり評判になったころには、とっくに見切ってしまっていた。今回、久しぶりに著者の本を手にしてみて、かつてのハードボイルド一辺倒の頃とはまったく違う北方を発見し、この20年ばかりのご無沙汰を詫びる気になったものだ。
 「独り群せず」は史実に基づかない、フィクションとしての歴史小説である。前作「杖下に死す」において、大塩平八郎の乱を背景に活躍した剣客・光武利之は、20数年後の今は剣を包丁に持ち替え、料亭「三顧」の隠居兼料理人として静かな日々を送っている。しかし、幕末の激動は利之を放ってはおかなかった。
 ストーリーはストーリーで面白いのだが、この小説の一番のポイントは料理と魚釣りにある。実に詳細にその実技を読まされるのだ。しかし、作者の意図は、料理や釣りの極意が剣の奥義に通じるという点を強調するところにある。剣豪小説でありながら、全体を通じてチャンチャンバラバラの場面はほとんど出てこない。その代わりに、料理と魚釣りが出てくるという仕掛けなのだ。いずれは「三顧」の跡取りとすべく孫の利助を仕込む過程も、あたかも剣技を教え込むかのごとき厳しさで、挫けることなくそれに向かってくる利助の姿も、一人の剣豪が誕生する過程を見るかのようだ。
 今や、押しも押されぬ巨匠である。直木賞非受賞者(候補には3回なった)でありながら同賞の選考委員を務めるという、史上初の栄誉も手にした。長編小説の上梓数は125冊、エッセイなどが26冊と、出しすぎというぐらい出しているから、当然当たり外れはあるだろうけど、これを機に、付き合いを再開してもいいなと思っている。

 推理小説やサスペンスというとアメリカというイメージが強いが、実は、圧倒的にイギリスの文壇がこの世界をリードしているというのは、好事家の間では常識である。歴史的に見ても、コナン・ドイル(シロック・ホームズ・シリーズ)、G・K・チェスタートン(ブラウン神父シリーズ)、アガサ・クリスティ(エルキュール・ポアロ・シリーズ)に始まり、ジャック・ヒギンズ、フレデリック・フォーサイス、アリステア・マクリーン、ギャビン・ライアル、デズモンド・バグリィ、ブライアン・フリーマントル、イアン・フレミング(007シリーズ)、ディック・フランシスなどに受け継がれた流れは、現在に至るも途切れることがない。
 そして今、新たな星が誕生した。「ノンストップ!」はカーニックの5作目に当たる作品だが、アメリカ風の超特急アクションをイギリス紳士が演じるという、きわめて視覚的、映画的なサスペンスである。
 IT企業に勤める営業マンであるトムは、ある日、5年間も疎遠にしていた旧友からの電話を受ける。しかし、それは、まさにその旧友が殺害されようとする直前の電話であった。そして、最後の言葉は、殺人者に対してトムの住所を告げる言葉だったのである。旧友の自宅からトムの家まで、車なら15分の距離だ。子供2人を連れて、急いで逃げ出すトム。でも、なぜ旧友が殺されたのか、なぜ自分の住所が殺害者に告げられたのか、理由に心当たりはない。危険が迫っているという直観だけがトムを駆り立てたのである。
 妻は大学の講師。電話をするが捉らない。大学まで出向いてみると、妻の同僚が殺されており、妻も失踪している。おまけに、殺人の容疑がトムにかかり、警察からも追われる立場に追いやられる。事件解決までの24時間、まさにノンストップの逃亡劇が続くことになるのである。殺人者はだれか、追われる理由は何か、謎はなかなか解き明かされず、一方で、めまぐるしくシーンを変える逃亡劇が超特急で突っ走る。非常にスリリングな読書体験であった。

 話題の「もしドラ」である。バカ売れしているらしい。下敷きになったピーター・ドラッカーの「マネジメント」は1974年、40年近く前の著作だが、今でも企業経営のバイブルとして世界中で読まれている経済書だ。その「マネジメント」が説く経営理念を、そっくりそのまま高校野球チームの運営に当てはめたらどうなるか、そういう発想から生まれた小説である。
 作者の岩崎夏海は芸大美術科卒、放送作家を経て、この本で小説家デビューを果たした。「マネジメント」を高校野球に応用するというアイデアをブログに書いたところ、経済書専門の出版社ダイヤモンド社がそれに目をつけ、小説にしないかと持ちかけたという。ダイヤモンド社も、ここまでの大ヒットになるとは思っていなかったことだろう。
 小説そのものはクサい。そりゃそうだ、現実にはあり得そうにないことがテーマだからだ。良くて3回戦までという都立高校の野球部が、ドラッカー効果によって甲子園に駒を進めることになるのだから、ストーリー展開に無理難題が立ちふさがるだろうことは目に見えている。
 しかし、そのクサさを割り引いても、面白く読めた。かつてサラリーマンだったボクは、自他ともに認める管理職失格者であったから、「マネジメント」は穴が開くほど読んで勉強したのである。勉強の甲斐はゼロだったけど、ドラッカーが説く理屈は頭に染み込んでいる。それが高校野球という舞台で実践されるというわけだから、実に分かりやすい。「マネジメント」の超訳本だと思えばいい。

 「おひとりさま自衛隊」は、酔った勢いで予備自衛官補に応募してしまった27歳の女性の体験記である。予備自衛官とは、旧軍でいえば予備役、つまり兵隊の補欠である。ふだんは一般人として暮らし、一朝事あれば兵隊になって戦うという立場だ。予備自衛官補はそのまた補欠、50日間の訓練を完遂しないと予備自衛官には任官されない。その50日間の悪戦苦闘が、ユーモアあふれる筆致で綴られる。
 訓練は、多少の手加減はあるものの、基本的に新任の自衛官が受けるものと同じである。フツーのOLがその訓練に耐えられるのか、訓練を通してなにを学び、どのようにして自己を発見していくのか、そのあたりが面白おかしく書かれている。肩こり無縁のお手軽本である。

 イラク戦争の記憶はまだ新しい。バクダッドに米軍のミサイルが撃ち込まれ、対空砲火の曳光弾の光跡が夜空を彩るテレビ中継画像からは、忘れるに忘れられない鮮烈なショックを受けた。
 その、まさに爆弾降り注ぐバクダッドの街にいたたった4人の日本人カメラマンの一人が、不肖・宮嶋だったのである。
 文章は例によって不真面目である。宮嶋ならではの右翼思想もモロ出し。でも、戦時下で「いい写真」をゲットしようと悪戦苦闘する職業意識は大したものだ。戦争自体は泥沼化し、いまだにそれが尾を引いているし、巻き込まれて犠牲になった民間人も多数に上る。ともすれば、そういう悲惨な一面だけに目を向けがちな一般マスメディアの「目」とは違った、報道者、しかも、現地で実体験中の報道者としての思想や視線、肌の感覚がまっすぐ伝わってくる。宮嶋独自のおふざけ文章も、この本に関する限りはただのおふざけで終わっていないように思えた。写真家として教えられることも多い本であった。



[PR]
by osampo002 | 2010-08-26 00:49 | 本を読もう!

8/16-8/22


鵜合の衆


8/16 Mon. 埼玉県越谷市



緑陰


8/17 Tue. 埼玉県越谷市


大仏の中に大仏


8/18 Wed. 茨城県牛久市



赤い靴


8/19 Thu. 東京都足立区



涼しそうだね


8/20 Fri. 埼玉県長瀞町



泣いちゃった


8/21 Sat. 埼玉県越谷市



ゴレンジャーショー


8/22 Sun. 埼玉県越谷市






 このところ、試供品に凝っている。貧乏根性丸出しと蔑まれても反論するすべはないが、タダという魅力には抗しがたい。このひと月ほど、毎日のように試供品が宅配で送られてくる。もちろん、たとえば化粧品だのサプリメントだの、関心もなければ必要性もない物品には申し込まない。来るのは、貰って嬉しいものばかりである。
 この夏、飲料水はほとんどタダ同然で賄った。探せばあるものである。本当にタダというのもあれば、2リットルペットボトルが1本50円で6本箱入りなんてものもある。500mlペット30本で300円なんてのもあった。なんと、1本10円だ。まあ、美味しいか不味いかは運不運だけど、コンビニで買えば150円である。
 きっかけはネットサーフィンでたまたまぶち当たった企業サイトが試供品を提供していたこと。レトルトカレー3食分がタダというものだった。ダメ元で応募してみたら、速攻で送られてきた。しかも、そのカレーがめっちゃ美味しかったのだ。試供品をくれてやったのだから、正式に注文しろという催促も一切ない(美味しかったから注文したけど・・・)。
 味を占めたキットくんは、その後もラーメンだの、麺つゆだの、コーヒー豆だの、焼酎だのビールだのと、ほとんど手当たり次第に申し込んだ。さすがに焼酎は1合瓶、ビールは350ml2本という程度の提供だが、食品類はけっこう食いでがある量が届く。これまでに払った最高額は980円、そのときは、インスタントラーメンやうどん、蕎麦などの詰め合わせが20食分も送られてきた。
 法律の縛りがあるのかどうか、その後の売り込みは一切ない。一方的な貰い得である。そんなことで企業経営が成り立つのかと、我が身のやり放題を反省もせず心配するキットくんだが、考えてみたら、ボクだって、前述のカレーだけではなく、いいと思ったものは正式に注文している。企業にしてみれば、言うまでもなく当たり外れの確率計算の上に立ってやっている宣伝活動であろうから、遠慮することはないということなのだ。
 もっとも、タダでさえ貧乏なのに、こんなことを続けていたら根性まで貧乏人になってしまうという危険性がある。スーパーやデパートの試食と同じだ。必死に探さなくても見つかる程度のものはだいたい網羅したから、そろそろ控える頃合いなのかもしれない。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・






8/16 第1653号

内輪もめ


エッセイ:1年ぶりの再会
今日のポイント:カラスだってこの暑さには参る
ネット撮影会講評:休載


8/17 第1654号

バケツティー

エッセイ:棚田撮影会のルートを決めた
今日のポイント:時間無制限クーラー浴び放題
ネット撮影会講評:休載


8/18 第1655号

大仏さんの田んぼ


エッセイ:牛久大仏を見てきた
今日のポイント:大きさを比較できるものを入れる
ネット撮影会講評:休載


8/19 第1656号

別荘


エッセイ:実家のクーラーから煙が出た
今日のポイント:東京拘置所
ネット撮影会講評:休載


8/20 第1657号

ラフティング


エッセイ:今度はドライヤーから煙が出た
今日のポイント:唯一の撮影スポット
ネット撮影会講評:休載


8/21 第1658号

子連れ踊り


エッセイ:南越谷阿波踊り
今日のポイント:スナップ感覚が楽しい
ネット撮影会講評:休載


8/22 第1659号

美脚


エッセイ:原因不明の痛さ
今日のポイント:曖昧模糊とした感じ
ネット撮影会講評:休載

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

プレミア版の直接配信申し込みを受け付けます。
詳細はこちらをご覧ください。

[PR]
by osampo002 | 2010-08-26 00:41

8/15




宇江佐真理
「夕映え(上下)」
★★★★★



佐々木譲
「警官の紋章」
★★★★★




佐々木譲
「仮借なき明日」
★★★★☆



 宇江佐真理といえば、今年1月に「紫紺のつばめ」を読んだのが初めての著者との出会いで、評価も文句なしの★5つだった。恥ずかしながら、それまでこの著者のことは何も知らなかったのだ。処女作「幻の声」で直木賞候補となったということもその時知った。
 wikiによると、OL、その後主婦という経歴でありながら、いきなり処女作が直木賞候補という登場である。もちろん、その後は「主婦兼作家」ではなく「作家兼主婦」なのであろうが、兼業作家らしからぬ多作家で知られている。デビューから14年、その間に46冊であるから、年間平均では3冊を超える。しかも、出る本出る本すべてが文庫化というから、実力のほどは明らかだ。出版社は売れる本じゃないと文庫にはしない。
 ボクの実感でも、ごく初期の作品である前述の「紫紺のつばめ」ですら、大ベテランの文章かと思ってしまうぐらいこなれていたし、ごく最近(2007年)の作である今回の「夕映え」に至っては、もうだれも太刀打ちできんだろうというほどの素晴らしさだった。しっとりと落ち着いた文章回し、特段に派手さはないが、心にじんと染み入るようなストーリー展開、なまなかな作家に書ける小説ではないと思う。
 時代は幕末から維新、武士の世が断末魔の悲鳴を上げる時代である。世の中はめまぐるしく、かつ、大胆に変化を遂げつつある。そういう時代の流れの中にも、庶民の暮らしがあった。主人公は元松前藩士、今は江戸の町で目明しをやっている男と、一膳飯屋を営むその女房、そして、息子と娘である。娘の恋の行方、息子の武士への憧れがこの一家を大きく揺るがすことになる。だが、変わらぬのは一家の堅い結びつきと家族に対する愛情である。それを、庶民である飯屋の常連客たちが支える。
 派手な立ち回りがあるわけでもなく、突飛な事件が起こるわけでもないが、上下2巻の長編を、最初から最後まで一気に読ませてしまう文章力はさすがと言わざるを得ない。読後に深い余韻が残る秀作であった。
 このところ佐々木譲を立て続けに読んでいるような気がする。別に意識してそうしているわけではなく、本屋から帰ってみたらいつも佐々木譲が勝手についてきているみたいなところがあるのだ。本を選ぶときには帯と裏表紙のあらすじぐらいしか検討材料にしないから、たぶん、それに惹かれて買い物かごに入れてしまうのであろう。
 「警官の紋章」はいわゆる北海道警シリーズの最新作である。第一作の「笑う警官」、第二作の「警察庁から来た男」に続く第三作という位置づけだが、第一作のストーリーの軸であった「郡司事件」がこの第三作に至って意外な展開を見せる。解決したはずの事件が、まったく異なる様相を帯びて蘇るのである。
 一連の流れを知らなくても、つまり、前2作を読んでいなくてももちろん読める。それぞれは独立した作品なのだ。しかし、第一作が現実にあった北海道警の裏金作り事件を下敷きにしたストーリーだから、共通テーマは変わらず「警察内部の犯罪」である。それに挑む正義の警官というのが共通した軸なのだ。解決編ともいうべき本作で、郡司事件の裏はどのように明かされるだろうか。北海道サミットという、これも現実に実施された国際イベントに対するテロを横糸、郡司事件を縦糸に、ストーリーは走りに走る。
 「仮借なき明日」も同じ作家の作品。佐々木譲といえば警察小説、それに第二次大戦秘話三部作に代表される近代史小説というレッテルに違和感はないところであるが、この小説は企業戦士もの、レッテルに嘘偽りの分野である。だが、嘘をつき偽っても佐々木は佐々木、読者を裏切ることはないのだった。
 大手農機メーカーのサラリーマン原田は、同社フィリピン工場への監査出張を命じられる。過去の監査ではなにも問題がなかったにも関わらず、その工場から出荷される製品の不良品率が異常に高い状態が続いているのだ。通常の監査では発見できない、根深い問題を抱えているらしい。それを見つけ出すのが命じられた仕事。
 表面上は順調に操業していると見えた工場だが、調べていくうちに裏が見えてくる。工場長の独裁支配、地元やくざの介入、警察との癒着などである。原田は体を張ってその裏の事情に迫ろうとする。そして、その問題を除去すべく動く。悪の根源を狩り立て、追い詰めていく。
 スピード感のあるストーリー展開と、ハードボイルドタッチの文章が絶妙な逸品である。企業小説を書かせても一流であることを、佐々木は見事に証明して見せた。



[PR]
by osampo002 | 2010-08-26 00:23 | 本を読もう!

8/9-8/15


壁草



8/9 Mon. 群馬県太田市

ばあさん御用達


8/10 Tue. 東京都足立区

広角装置


8/11 Wed. 東京都墨田区

風の日


8/12 Thu. 東京都墨田区

ひまわり


8/13 Fri. 埼玉県春日部市

呼び込み


8/14 Sat. 東京都立川市

歪む駐車場


8/15 Sun. 埼玉県越谷市





 お田んぼがない一週間だった。最近では珍しいことだ。用事も少なかった。鬼嫁から突然命じられる課役は別にして、予定が入っていたのは金曜日の親父の通院付添いと土曜日の羽衣ねぶた祭撮影会だけ。世間はお盆であるから、緊急の仕事が入ることもない。東京周辺はいつになく車も少なく、ガキの姿が目立つ程度で静かな日々だった。
 身辺にあわただしさがないから、そういうときはこの週刊版の準備を日々進めておけば、今日月曜日が多忙を極めることはない。それぐらいは、いくらアホのキットくんでも分かる。ただ、分かっているからできるという話でもない。なんたって、「明日できることは今日やるな」が、鎌倉時代から続く我が家の家訓なのである。時代が鎌倉から室町に変わる頃、新潟から逃れて熊本の八代海に移住した海賊の親分、なんとか左衛門というボクのご先祖が言い残したことなのだそうだ。我が家の歴史を調べて半世紀という青梅の叔父がそう言うのだから、たぶん嘘であろうけど、信ずれば鰯の頭も神様である。信じないより信じたほうが都合がよければ、嘘も真なのだ。
 たまたま土曜日の撮影会後に立川中華街で行われた反省会が中途半端だったために、反省し足りない部分を帰宅途中の寄り道で一人で反省したのが響いた。帰宅した時にはかなり反省しすぎの状態で、プレミア版の配信ができなかったのだ。その分が日曜日にズレた。
 で、日曜日は日曜日で、反省しすぎたことを反省するために、土曜日の遅配分を配信したところで反省態勢に入ったのだが、そこでもまた反省しすぎたために、日曜日分の配信作業が途中で頓挫、月曜日、つまり本日回しになってしまったのだ。その分が夕方やっと配信できた。
 で、この週刊版がそのあとに来る。なんたって一日一枚の一週間分をまとめる作業であるから、プレミア版の倍以上の時間がかかる。現在午後11時、やっと終えようとしているところだ。これが終わったら、最後の御用、今日の分のプレミア版がある。家訓は、明日できることは今日やるなであるのに、明日になってもできないじゃないか、バータレ!状態が3日も続いているわけである。ご先祖様に申し訳ないと反省している。今日こそは反省しすぎないように注意したい。お盆である。ご先祖様が背後から見ておられる。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・






8/9 第1646号

まだまだ現役


一枚の田んぼ


とんび



エッセイ:真夏のお田んぼ作業
今日のポイント:写真の説明
ネット撮影会講評:休載


8/10 第1647号

暑い!

エッセイ:久しぶりに撮影会
今日のポイント:首が・・・
ネット撮影会講評:コスモスさんの作品「綱渡り」


8/11 第1648号

不自然アングル


エッセイ:クーラーの有難さ
今日のポイント:撮りたくなる気持ちは分かる
ネット撮影会講評:せろこさんの作品「恐怖、謎の人面岩!?」



8/12 第1649号

記念撮影


エッセイ:メルマガの文字化け
今日のポイント:スナップは感度を上げておく
ネット撮影会講評:休載


8/13 第1650号

神頼み


エッセイ:キスカ守備隊の玉砕
今日のポイント:田の神様
ネット撮影会講評:はんべぇくんの作品「峯々」


8/14 第1651号

ねぶた


エッセイ:立川のねぶた祭
今日のポイント:バカとなんとかは高いところに・・・
ネット撮影会講評:ぐりさんの作品「驟雨の後」


8/15 第1652号

珊瑚


エッセイ:「ちょっと便利帳」は超便利
今日のポイント:異論があるか!
ネット撮影会講評:ぐりさんの作品「スキンシップ」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

プレミア版の直接配信申し込みを受け付けます。
詳細はこちらをご覧ください。

[PR]
by osampo002 | 2010-08-25 23:30

8/8 今週の書評





誉田哲也
「ジウ1」
★★★★★





誉田哲也
「ジウ1」
★★★★★






誉田哲也
「ジウ1」
★★★☆☆




 ネット上でちょっと評判になっていたことを記憶していたので、たまたま本屋で見つけた時に買って読む気になった。あまり馴染みのない著者だし、直前に読んだ「国境事変」が★3つにとどまったので、躊躇する気持ちもあったのだが、奥付けを見てみたら、初版が去年の2月、今年の2月には9刷を重ねていたので、それなりに売れているということだ。ハズレはあるまいと信ずる気になった。
 確かに、1冊目と2冊目は★5つに十分値する面白さだった。だが、3冊目がいけない。3冊がそれぞれ独立した話ではなく、分冊なのであるから、つまりは、結末の部分でコケたということになる。むしろ、1冊目、2冊目であれだけ面白いストーリーを書いたのに、それは3冊目で裏切るための伏線だったんかいと突っ込みたくなるぐらいの落差であった。
 主人公は2人の女性警官。一人はめっちゃナイーブな、心から人間の愛を信じる門倉巡査、もう一人は男性顔負け、武闘派の伊崎巡査、この対照的な2人の女性が犯罪に挑む姿勢がストーリーの縦糸を成している。横糸は極悪卑劣の悪人である。しかもこの悪人、とんでもないスケールで悪事を働く。
 描写はかなりエグい。全編を通しておそらく100人以上の人間が殺される。あるときは残虐無比に、あるときは無造作に、しかも、いとも簡単に殺されてしまう。著者は、その殺される側の人間には感情移入しない。まるで、ストーリーを進めるための部品扱いだ。
 反面、2人の女性(と、相対する2人の男性)に対しては、しつこいぐらいに内面を暴こうとする。ある意味、ここで描かれる悪事は言わば「象徴としての悪事」であって、その4人の警官も「悪事に対応する象徴としての2人と2人」という位置づけなのだろう。そう考えれば、3冊目の荒唐無稽、そこまでやるかバカタレの大ハズレも納得できる範囲なのかもしれない。あちこちのネット書店に書き込まれた読者感想を読むと、圧倒的に「面白かった」が多い。3冊目でコケるボクが異常なのであろうか。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

プレミア版の直接配信申し込みを受け付けます。
詳細はこちらをご覧ください。

[PR]
by osampo002 | 2010-08-14 13:54 | 本を読もう!

8/8 Sun. 新潟県十日町市


雨上がり





 




今日のプレミア版


モハーの断崖



展示作品:「モハーの断崖」
Ireland-42
今日のポイント:休載
ネット撮影会講評:休載


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

プレミア版の直接配信申し込みを受け付けます。
詳細はこちらをご覧ください。

[PR]
by osampo002 | 2010-08-14 13:50

8/7 Sat. 新潟県十日町市


水梨の棚田





 




今日のプレミア版


イニシモア島の夕暮れ



展示作品:「イニシモア島の夕暮れ」
エッセイ:Ireland-41
今日のポイント:休載
ネット撮影会講評:休載


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

プレミア版の直接配信申し込みを受け付けます。
詳細はこちらをご覧ください。

[PR]
by osampo002 | 2010-08-14 13:49

8/6 Fri. 東京都足立区


さらに高く





 




今日のプレミア版


パッチワークの壁



展示作品:「パッチワークの壁」
エッセイ:メガネ屋で恥をかいた
今日のポイント:いつもカメラを手元に
ネット撮影会講評:休載


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

プレミア版の直接配信申し込みを受け付けます。
詳細はこちらをご覧ください。

[PR]
by osampo002 | 2010-08-14 13:47

8/5 Thu. 千葉県鋸南町


富士遠望





 




今日のプレミア版


陽の当たる谷間



展示作品:「陽の当たる谷間」
エッセイ:転んでもタダでは起きぬ
今日のポイント:現像で差がつく
ネット撮影会講評:休載


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

プレミア版の直接配信申し込みを受け付けます。
詳細はこちらをご覧ください。

[PR]
by osampo002 | 2010-08-14 13:42

8/4 Wed. 新潟県十日町市


蓮咲く棚田





 




今日のプレミア版


古代蓮の棚田・その2



展示作品:「古代蓮の棚田・その2」
エッセイ:十日町の菅沼集落
今日のポイント:あちこちに古代蓮
ネット撮影会講評:休載


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

プレミア版の直接配信申し込みを受け付けます。
詳細はこちらをご覧ください。

[PR]
by osampo002 | 2010-08-14 13:40