<   2009年 05月 ( 31 )   > この月の画像一覧

2009/05/30 SAT (No.2247)


流川橋







 知ってるつもり、ってのは怖い。こないだ「卯の花」というタイトルで配信したら、お魔女からチェック、あれは卯の花じゃないわよ、去年も間違えたじゃない、ちゃんと教えてあげたのに、また間違うなんて、あんた、バカじゃないの!だそうである。
 知らないという自覚があればちゃんと調べるのだが、知ってるつもりだから調べない。間違いの原因である。正式名称のタニウツギという名は知っていたが、ウツギの花だから卯の花だべという常識が、惜しいかな、通用しなかった。
 ところで、調べもので重宝するのがネット百科事典のWikipediaだ。何事によらず、およそ、ない項目はないというぐらい、なんでも載っている。しかも、書き手が世界中のオタク族というだけあって、それはそれは細かく、細大漏らさずとはこのことであろうってぐらい詳しい。
 そのWikipediaで面白い項目を発見、この1ヶ月ぐらいそれにハマっている。そう、1ヶ月かかっても読み終わらない項目なのだ。
 見出しは「珍項目」。百科事典に載せるべき項目じゃないだろ、というような珍項目のまとめ版みたいなページで、珍項目に選ばれた176本のリンクが貼ってある。それを1本ずつクリックして読むわけだが、その面白いこと!つい夜更かししてしまうのだ。
 1ヶ月で、やっと「カ」行の半ばまで読み終えた。次の項目は「携帯電話投げ」、フィンランド発祥の新スポーツに関する記事だ。とにかく、下らない項目を、極めて真面目に、学術的に記述してある。たとえば、一番最初の項目は「0.9999・・・・」。1/3=0.3333・・・・、では、0.3333・・・*3は0.9999・・・、それとも1、さてどっちでしょう?を、延々と解説しているのである、それもきわめて学術的に。数学音痴のボクでさえ、つい引き込まれてしまう。
 読んでみたいと思ったキミ、一度に読んでしまおうなどと思ってはいかんぞ。「お気に入り」に登録しておいて、1日に2本か、せいぜい3本ぐらいにしておきなさい。さもないと、社会生活に悪影響が及ぶこと必至。よき社会人たるもの、睡眠時間を意識することがなにより大切、なのだよ明智くん。
 ⇒ http://ja.wikipedia.org/wiki/Wikipedia:%E7%8F%8D%E9%A0%85%E7%9B%AE


今日のプレミア版

愛宕橋



展示作品:
通常版「愛宕橋」など8枚
エッセイ:市野川の冠水橋
今日のポイント:休載
ネット撮影会講評:遥夢さんの作品
「無題」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Premium版の購読申込みはこちら。

購読料(月間1,050円)はクレジットカードからの自動引き落としです。


[PR]
by osampo002 | 2009-05-31 03:09

2009/05/29 FRI (No.2246)


雨続き







 31日午前1時半に書いている。昨夜は、急ぎの仕事が入ったために、プレミア版を出しただけで息切れした。こういうご時世なので、写真家の仕事も例外なしで影響を受ける。従来ならお断りする「割に合わない仕事」、つまり、ろくに金にならない仕事であっても、暇なら請けるということにしないと、鬼嫁の角がますます伸びる。皺寄せが普及版に来るわけである。
 鬼嫁に頼まれて、というか、命じられて、女性用のウォーキングシューズを買いに行かされた。ブランドものの、定価15000円ぐらいのものが、特価2980円で出るというのをチラシで見つけて、売り切れないうちに買ってこいというわけだ。一度も行ったことがないディスカウントショップなるところに、チラシ片手に行ってきた。
 ずいぶん売れたみたいで、欠番になっているサイズがたくさんあったが、幸い、鬼嫁ご指定のサイズは残っていた。サイズがなかったなどと言おうものなら、真空飛び膝蹴りどころじゃ済まない。ほんとは行かなかったんでしょ!となるのは間違いなしだからである。
 靴は、夕方に自分で行って買うというのが鉄則らしい。他人に頼むなど、もっての外なのだ。買ってきた靴が足に合わなかったらどうするつもりなのだろう。まさか、ボクに、返してこい!なんて言わないだろうな。


今日のプレミア版

にほんの里百選・風布



展示作品:
通常版「踏切にて」
エッセイ:クレジットカード
今日のポイント:休載
ネット撮影会講評:Maxpapaさんの作品
「一瞬の世界」
「競演」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Premium版の購読申込みはこちら。

購読料(月間1,050円)はクレジットカードからの自動引き落としです。


[PR]
by osampo002 | 2009-05-31 03:07

2009/05/28 THU (No.2245)


出丸橋







 鬼嫁の用事やら買い物に一日付き合わされたため、本日は撮影ゼロ。正真正銘、1枚もシャッターが切れなかった。こういう日が年に2、3日はある。なんだか、すごく大変な忘れ物をしたような気分で、落ち着かない。
 写真は昨日のもの。入間川に架かる冠水橋である。上流2キロの釘無橋、下流2キロに入間大橋という、立派な橋があるが、この出丸橋のすぐ対岸にある川越工業団地の勤め人たちは、遠回りを嫌ってこの冠水橋を使う。したがって、幅わずか2メートルの片側相互通行の橋なのに、ちょっと信じられないぐらい大量の通行量がある。あちらからの10台の列が渡り切るのを、こっちの橋詰で10台が待っている、そんな感じだ。
 参考画像はこの橋の真下。冠水したことがあるという証拠が残っていた。


今日のプレミア版

にほんの里百選・風布



展示作品:
通常版「にほんの里百選・風布」
エッセイ:にほんの里百選・風布
今日のポイント:休載
ネット撮影会講評:休載

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Premium版の購読申込みはこちら。

購読料(月間1,050円)はクレジットカードからの自動引き落としです。


[PR]
by osampo002 | 2009-05-29 01:48

2009/05/27 WED (No.2244)


天空を彩る







 東秩父村の山の中、というか、山のてっぺんにある秩父高原牧場である。彩の国ふれあい牧場というファミリー牧場が併設されていて、例によって動物たちとの触れ合いとか、絞りたて牛乳とか自家製ソフトクリームといった定番で人集めをしているが、この季節、「天空を彩るポピー畑」ってのが超目玉になっていて、今日なんか、平日、しかも、お天気も曇り空というのに、大勢の見物客で賑わっていた。
 でも、ここのポピー畑は牧場の柵の中なので、畑の中には入れない。縁から見るだけだ。だが、お陰で画角に入ってくる邪魔者がいない。3.5ヘクタールに1千万株という、とてつもない規模だ。パックが青空だったらと考えると残念。でも、来年のための下見と思えば、わざわざ3時間もかけて来た甲斐があった。
 非常に交通不便なところである。電車とバスで行けないこともないが、バス停から2時間も歩く。しかも、標高差400メートルの上り坂である。登山好きじゃないと無理だ。
 車で行くしかない場所ということになるが、その車でさえ簡単ではない。東松山、あるいは嵐山から小川町を経由し、落合橋で左折して山登りになるわけだが、狭い山道の急カーブ連続で、慣れない運転手だとちょっと怖い。寄居から秩父有料で風布まで行き、そこから山道という手もあるが、やはり走りやすい山道ではない。
 小川町、東秩父村一帯は、江戸時代、和紙の供給産地として栄えたところである。今でも和紙の製造所がたくさんあり、小売りもしている。博物館もある。1日がかりで散策しても楽しめるところだ。これからの季節は、渓谷やホタルが目玉。
 山の中なので、ろくな食いものはない。町中ならファミレスもあるけれど、ここいらの定番である、非漂白小麦を使った手打ちうどん(茶色がかっている)は、珍しいけど美味いとは言えない。あとは、手作りコンニャクぐらいだな。


今日のプレミア版

西野橋



展示作品:
通常版「西野橋」
エッセイ:天空のポピー畑
今日のポイント:ゴルフ橋
ネット撮影会講評:takaさんの作品
「爺の蓬髪」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Premium版の購読申込みはこちら。

購読料(月間1,050円)はクレジットカードからの自動引き落としです。


[PR]
by osampo002 | 2009-05-28 02:47

2009/05/26 TUE (No.2243)


下町







 向井万起男の書き下ろし新刊、「謎の1セント硬貨」を読んだ。腫瘍病理学の世界第一人者であり、慶応義塾の准教授という肩書より、あの向井千秋宇宙飛行士の夫というほうが分かりやすい。その向井先生が奥さんと一緒にアメリカを何度も旅し、見聞きしたことから生じた疑問を、手当たり次第にメールでぶつけて解決していく。目から鱗のアメリカ話がたくさん出てくるし、見ず知らずの人々とのメールのやり取りからは、ボクらが気付かないアメリカとアメリカ人の真実が浮かび上がってくる。
 ボクは、はっきり言ってアメリカ人が嫌いだ。一緒に働いたことがあるアメリカ人にろくなのがいなかったというのも理由の一つだが、とにかく、世界は俺たちのもの的なずうずうしさに辟易する。
 しかし、この本を読んで、おっ、アメリカにもいいとこあるじゃんと、多少見方が変わってきた。本職の物書きが書いた随筆ではないから、文章が上手というわけではないが、物書きの眼ではない、普通の(病理学者が普通かなぁ・・・)日本人が見た正直な視点から浮かび上がってくる疑問だから、つい引き込まれて読んでしまう。
 第二次大戦中の1年間だけ鋳造された鋼製の1セント硬貨の謎、合衆国憲法に定められている大統領になる資格のうち、合衆国居住期間が14年間以上という規定の「14年」という半端な数字に根拠があるのかという謎、アメリカ国内のトヨタ販売店には、なぜ一般よりはるかに巨大な星条旗が掲げてあるのかという謎、マクドナルドのトイレの謎、日付変更線の勝手運用の謎など、知らなくても困らないことなんだけれど、謎のままじゃ寝覚めが悪いという事柄が、あちこちに勝手に送りつけたメールの返信で明らかになっていく。
 見ず知らずの日本人から突然送られてきた質問メールに、これまた丁寧に返信してくるアメリカ人がたくさんいるから驚く。同時にまた、アメリカのホームページ文化の奥深さにも舌を巻いた。
 今月はなかなか読書の時間が取れなくて、この本がやっと14冊目、しかも、ハズレが多くてちょっと落ち込んでいたのだが、やっといい本に巡り合ったという感じだ。肩凝りしない軽い読み物だが、読後感は極めて爽快、お勧めである。

【目次】
14という奇妙な数字
巨大な星条旗
空を見上げたポパイ
い~い湯だなin USA
黒い革ジャンの少年たち
100万匹わんちゃん
制服を着ている人々
シンデレラの暗号
キルロイ伝説
マクドナルド万歳!
勝手にしやがれ
ヒューストン市警の対応
オザーク高原のイエス・キリスト
ニューヨーク市への忠告
修道士からの手紙


今日のプレミア版

マンションの午後



展示作品:
通常版「マンションの午後」
エッセイ:ギャラリー探し
今日のポイント:パターン画像
ネット撮影会講評:takaさんの作品
「毛槍」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Premium版の購読申込みはこちら。

購読料(月間1,050円)はクレジットカードからの自動引き落としです。


[PR]
by osampo002 | 2009-05-27 00:46 | 本を読もう!

2009/05/25 MON (No.2242)


夕暮れに魚を釣る







 掲示板を廃止して2週間ばかり経過した。スパムの書き込みが多く、いちいち削除しなければならないことに、さすがに参ってしまったのだ。
 その替わり、こっちにもあっち(プレミア版)にも、「キットにメッセージ」というリンクを設けた。従来のブログ版もあるので、発行者と読者との意思疎通に齟齬が生じることはなかろう。
 で、その「キットにメッセージ」だが、思った以上に働いてくれている。掲示板だとボク以外の不特定多数が閲覧するけれど、「キットにメッセージ」ならボクだけにしか届かない。そういう点で書きやすいということがあるのかも知れない。1日に少なくとも2、3通は届く。感想であったり質問であったり、内容は様々だが、せっせと配信しているメルマガを、せっせと読んでくれている人がいるというのを実感できるのは嬉しい。
 ただ、問題が一つ。ブログ版なら、すぐさまではなくとも、いずれはご返事できるのだが、「キットにメッセージ」だと、書いてくれた読者がメアドを記入していない限り一方通行になる。
 ボクは、まあ、正直なところ、返信する面倒がなくてありがたいのだが、なんとなく気が咎めるというか、ガキの時分から返事がきちんとできる大人になれと言われて育ったので、梨の礫では失礼じゃないかと思ってしまうのである。
 というわけで、この場をお借りしていくつかのメッセージにご返事させていただく。
 プレミア版のダミーとして出した「大規模経営」の画像に対して、写っている川には魚がいるかというご質問を頂戴した。確かめたわけではないが、まず確実にいないと思う。氷河の融解水が崖から流れ落ちて滝になり、流れおちた地点から海岸まではほんの4、5キロという川である。氷河の融解点から測っても、10キロ、せいぜい20キロぐらいしかない川だ。水温は氷点下ぎりぎり。また、魚がいれば、それを狙う鳥もいるはずだが、見たことがない。
 アイスランドは、極端な言い方をすれば、山(=氷河)、崖、海の国である。川は氷河融解水の排水路みたいなもので、他の国で見る川とはまったくイメージが異なる。もちろん、釣り人の姿も見た記憶がない。
 すみえさんから、5月20日号に掲載した鴻巣・御成橋のポピーを見に行ったというご報告を頂戴した。ボクがかなりいい加減に書いておいたバス路線ではなく、川越からのバス便を利用されたそうだ。問題なしに現地到着できたようだし、ポピー畑の広さには驚いたとのこと。ときどき思い出したように観光情報というか、撮影地情報みたいな記事を書くが、役立てていただいたのなら幸いである。
 やすちんさんから、お田んぼ倶楽部の田んぼは水位が低いというご指摘。田植えがやりやすいように、排水してあるからです。田植え終了後、改めて水を引き入れたのでご心配なく。やすちんさんが耕している山口県は、渇水で田植えが延び延びになっているそうだ。大変だね。
 田植えの場面を撮りたいが、人に植えさせて自分だけカメラを構えるというわけにもいかず、なかなか撮れないとお悩みのご様子だが、お田んぼ倶楽部では、休憩は各自勝手、自分の体力と相談して自由に休めということになっているから、写真を写す機会もある程度はあるということ。
 また、写真はホームページ用の記録という意味もあるため、ボクみたいに写真も撮らず、ただタバコをふかしているだけという休憩スタイルは顰蹙を買っている。休憩するなら写せ、それがお田んぼ倶楽部の鉄則。畔道には、草の上にカメラがゴロゴロ転がってます。


今日のプレミア版

冠水橋の夕暮れ



展示作品:
通常版「冠水橋の夕暮れ」
エッセイ:タバコの洗濯
今日のポイント:真っ白な太陽
ネット撮影会講評:takaさんの作品
「これはワシのものゾ!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Premium版の購読申込みはこちら。

購読料(月間1,050円)はクレジットカードからの自動引き落としです。


[PR]
by osampo002 | 2009-05-26 02:59

2009/05/24 SUN (No.2241)


苗を植える







 今回のお田んぼ倶楽部には、重要な集会を2つすっぽかして参加した。というより、すっぽかさざるを得なかったのである。
 一つは、昨日(土曜日)に行われた高校同窓会の東京支部総会。虎ノ門パストラルに500人近い卒業生が集まった。もちろん、我が同期も参加したわけで、全体総会の後は会場を移して同期会になだれ込んだはずだ。同期の中からフィンランド大使に就任が決まった者もいて、たいそう盛り上がったそうだ。
 ボクにももちろん「出てこい!」との指令が下っていたのだが、身一つの悲しい身分、しかも、分身の術をまだ習得できていない。泣く泣く欠席した。
 もう一つは今日(日曜日)行われたマンション管理組合の定時総会。1年前まで理事長をやっていたボクが欠席したから、たぶん、大顰蹙を買ったことであろう。
 でも、ボクに言わせれば、こっちのスケジュールにぶつけてきたのそっちが悪いのであって、欠席したボクが責められる謂れはない。こっちが相手にしているのは田んぼである。生き物だから「待った」が利かない。
 とは言うものの、ボクに対して事前にスケジュール確認がなかったということは、実のところ、出席を期待されていなかったと見るのが正しい見方である。確かに、同窓会総会のほうは単なる1/500に過ぎないし、管理組合の方は、ボクみたいな引退者がなまじ口を挟むより、いないほうが格段にスムーズだろう。
 ところで、次回のお田んぼ倶楽部は2週間後の6月6日、7日だが、ここでもダブルブッキングが発覚した。分身の術の習得が焦眉の急になってきた今日この頃である。


今日のプレミア版

卯の花咲く棚田2



Iceland in summer-092
大規模経営


展示作品:
後出し版「卯の花咲く棚田2」
ダミー版「大規模経営」
エッセイ:田植え

今日のポイント:休載
ネット撮影会講評:休載

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Premium版の購読申込みはこちら。

購読料(月間1,050円)はクレジットカードからの自動引き落としです。


[PR]
by osampo002 | 2009-05-25 14:57

2009/05/23 SAT (No.2240)


棚田残照







 この号は2日遅れである。お田んぼ倶楽部の田植え祭りに行っていたので遅配になった。プレミア版と違い、普及版には遅配に関する罰則がないので、古くからの読者はとっくに慣れっこだろうと思うが、実は、配信者であるボク当人は、今だに慣れない。「1日1枚」と謳っている以上、「1日0枚」が二日続き、3日目に「1日3枚」じゃ羊頭狗肉だろうと思うのだ。お出かけの間中、それを気に病むことになる。キットくんは気が小さいのだ。
 お田んぼ倶楽部が宿泊する三省小学校(三省コミュニティ施設)には無線ランが完備していて、あんな田舎なのに光回線でネットが通じる。そこで、ボクは毎回必ずノートパソコンを持って行く。夕食後に写真を現像し、コラムを書けば配信できるからだ。
 ところが、今までに実際に配信できたことは数えるほどしかない。記録しているわけじゃないから正確ではないが、たぶん、片手の指で数えても指が余る程度であろう。もちろん、ヤのつく商売の方々と違って、ボクの指は片手にちゃんと5本ある。
 理由は簡単。飲みすぎるからである。百姓仕事というのは、作業終了後の温泉と、その後のビールまでがワンクールと決まっている。ここまで到達してはじめて、一日の百姓仕事が完遂するのだ。「皇太子親肇作憲法十七條」、いわゆる聖徳太子の17条憲法で定められて以来の、1400有余年に及ぶ我が国の伝統なのであるから、これを無視するわけにはいかない。
 で、そのビールであるが、食料を調達するときに、必ず人数分より余分に買ってくる。その余分は、言うまでもなくボクが飲むのである。ビールが切れると、ときに凶暴化することがあるボクの本性を調達係のけんちゃんもよくわきまえているので、おかげでボクは心行くまでビールに浸ることができ、お田んぼ倶楽部の平安が保たれるわけだ。
 しかし、モノゴトには必ず反作用が伴う。鬼嫁の目がある自宅ではめったに飲ませていただけないビールがたらふく飲めるわけで、当然の成り行きとして夕食は宴会に、宴会は乱痴気騒ぎに自然移行していく。気がついた時には大半のメンバーが寝室に退避してしまい、ボクだけがビールグラスとノートパソコンの前に突っ伏して寝ているということになる。
 というわけで、3日ぶりの配信である。昨日までの雨模様とは打って変って上天気の一日だが、出かけたい欲求を押し殺してこれを書いている。あと一通、明日(今日から見れば昨日)の分を配信したら借金完済、今日の分の写真を撮りにでかけられる。夜には今日の分の2通にとりかかる。そこでやっと正常復帰できるわけだ。


今日のプレミア版

卯の花咲く棚田1



Iceland in summer-092
マイ滝のある農家


展示作品:
後出し版「卯の花咲く棚田1」
ダミー版「マイ滝のある農家」
エッセイ:田植え
今日のポイント:休載
ネット撮影会講評:休載

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Premium版の購読申込みはこちら。

購読料(月間1,050円)はクレジットカードからの自動引き落としです。


[PR]
by osampo002 | 2009-05-25 14:55

2009/05/22 FRI (No.2239)


島田橋







 今日、松之山に先乗りする可能性があったので、プレミア版は昨夜のうちにダミーを予約配信しておいた。ところが、結局行かなくてもよくなったため、通常版をさっき出した。つまり、プレミア版読者は本日、2通のメルマガを受け取ったわけだ。二重に喜んだか、二重に迷惑を被ったかのどちらかであるが、それはボクの関知するところではない。
 松之山に行くには都合がいい東松山で待機していたので、近くの冠水橋をいくつか見て回った。これは越辺川に架かる島田橋である。典型的な冠水橋で、完全木製という以外、どこといって特徴があるわけではない。
 だが、この橋は実は全国区なのである。過去に何度も映画やテレビドラマのロケ地になっているからだ。橋詰に坂戸市の観光協会が立てた看板があって、それによると、1990年NHK大河ドラマ「翔ぶがごとく」、91年松竹「幕末純情伝」、2007年NHK大河ドラマ「風林火山」、08年テレ朝「菊次郎とさき」、東映「まぼろしの邪馬台国」、NHK「陽炎の辻2」のロケ地になったと記されている。
 3方向が使えない立地である。この写真にも写っているが、鉄塔が見えるのである。外堤防の高いアングルから下を写せば、空をカットする構図が取れるから背景は問題ないが、橋面のこの鉄のタガが写ってしまう。かといって、河床の高さから撮るとどうしても空が入る。なので、鉄塔が入らない西向きだけしか使える角度がないのである。
 わずか3日か4日しか冠水橋回りをやっていないボクだが、ほかに3ヶ所か4ヶ所、もっと自由にアングルが取れる橋があった。木造もあったし、鉄骨が一部使ってあっても、簡単にハリボテでカモフラージュできるのだから、問題ないはずだ。ロケ地探検隊が見つけられなかったのか、あるいは、映画を撮るやつには映画人なりの考えがあるのか、一度聞いてみたいと思ったことであった。


今日のプレミア版

田植えの夕



Iceland in summer-092
真っ直ぐな道


展示作品:
通常版「稲荷橋」
ダミー版「真っ直ぐな道」
エッセイ:田植えの準備
今日のポイント:ぎりぎり
ネット撮影会講評:休載

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Premium版の購読申込みはこちら。

購読料(月間1,050円)はクレジットカードからの自動引き落としです。


[PR]
by osampo002 | 2009-05-22 23:11

2009/05/21 THU (No.2238)


田をよぎる風







 鬼嫁が阿修羅展に行くというので、早起きして(無駄な)化粧を始めた。その物音で起こされた。昨夜は4時間しか寝ていない。
 で、今夜はすでに午前2時。早めにメルマガ配信を始めたのだが、週末のお田んぼ倶楽部が、プレミア版に書いたような事情でもって、ボクだけ一日早く先乗りしなければならなくなる可能性がある。
 なので、プレミア版のダミー版の予約配信が加わった。金土日と3日分のダミー版を余分に書くことになったために、この時間になってしまったわけである。(ちなみに、今回の3通の写真はいいよ。過去にけっこう売れた写真だし・・・。)
 で、明日は親父の通院日であるから、やはり早起きを強要される。金になる仕事は暇なのに、金にならない用事だけが押し寄せる。不幸な星の下に生まれたキットくんなのだ。
 鬼嫁の報告によると、さすがに平日、行列は1時間だけだったそうである。その1時間の間に救急車が2台、今日は暑かったもんな。主催者側で飲み水のサービスとか、日傘の無料貸し出しまでやっていたそうだけど、平日だから年寄りが多い。むべなるかな、である。
 阿修羅様には感激したとのこと。ボクだって実物を見てみたいと思う。でも、行列して、ただ通りすがりにちらっと見るだけじゃ、かえって見ない方が良かったってことにもなりかねない。新型インフルエンザが蔓延して、だれも外出しなくなったら見に行くことにしよう。
 佐々木譲の「制服捜査」と今野敏の「神々の遺産」を読んだ。今週に入ってやっと二冊、スローペースだ。共に新刊なのだが、悪いけど両方とも駄作だった。この欄でよく書評を書くし、お勧めしたい本については、ネットショッピングができるようにタグを貼ることまでやるが、駄作については書かない、もしくは、駄作と書く、そして、タグも貼らない。
 写真機材やなんかでもそうだが、ボクは、自分自身で使ってみて(本の場合は読んでみて)、他人様にもほんとにお勧めしたいと思うものしか勧めない。カメラメーカーから提灯持ち記事の依頼が来ることがあるが、すべてお断りしているのは、使ってみて良くないと思ったときに、ウソを書かざるを得ないからだ。機材は貰えるしギャラは振り込まれる美味しい仕事なのだが、人を騙すのは嫌だ。
 ということなので、警察小説ではいい本をいっぱい書いている著者たちだから、期待して買ったけれど、すっかり騙された。この2冊は買っちゃダメだよ。読むだけ時間の無駄。

 えーっと、お詫びを一言。プレミア版のネット撮影会の作品講評で掲載した写真は、コージさんのではなく、けんちゃんの作品でした。共にいい作品であったにも関わらず酷評してしまい、あまつさえ、撮影者名を取り違えたというのでは、合わせる顔がありません。ネットショッピングで取り換え用の顔を売っているかどうか、今から検索してみます。


今日のプレミア版

田植えの夕



展示作品:
通常版「田植えの夕」
エッセイ:田植えの準備
今日のポイント:空を入れる
ネット撮影会講評:けんちゃんの作品
「夕彩」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Premium版の購読申込みはこちら。

購読料(月間1,050円)はクレジットカードからの自動引き落としです。


[PR]
by osampo002 | 2009-05-22 02:46