弧木 昨日のこのメルマガを読んだ大阪のkyokoが、すぐさま折り返してメールを寄こした。この(お嬢さん、おばさん、ばあさん←正しいものに丸をつけよ)は、なんと、正真正銘の薬剤師である。それも、ただの薬剤師ではない。写真撮影もできる薬剤師、ナメちゃいかんのである。 そのメールだが、概要は以下の通り。 「師匠~~~!!!薬には有効期限があります!その箱に書いてある有効期限も、未開封で、一定の室温、湿度で保管している場合のものです。薬によって違いますが、一般用医薬品は2年くらいしか有効期限がないと思います。一般的な話として、梅雨を越した薬はもう飲まないでということが多いです。 確かに風邪薬は対症療法です。暖かくして身体を休めるのが一番です。で、人間の持っている自然治癒力を助けるのが薬です。 かぜが長引くようでしたら、一度診察を受けることをお勧めします。風邪は万病のもとです。(筆者註:ふむ、確かに、江戸時代の死亡原因第一位は風邪だと聞いたことがある。) 一般用医薬品(売薬・OTCとも言います)は、誰にでも効くように、いろんな成分を、また、少々無茶な飲み方をしても大丈夫なように作っています。それに比べて、医療用医薬品は、その患者さんの症状にあわせて組み合わせて使います。 風邪のウイルスには抗生物質は直接効きませんが、混合感染といって、抵抗力が弱っているときにほかの細菌による感染も一緒に起こすことがあって、それをやっつけたり予防するために服用することがあります。」 ははは、概要じゃなくて全文引用みたいになってしまったが、写真撮影もできる薬剤師は、「ベーロイ、さっさと医者に行け!」と脅しているのである。確かに、昨日書いた売薬のビンをよく見てみたら、有効期限2002年12月となっていた。期限が2年間とすると、製造されたのは前世紀だ。これじゃ効かんかも知れん。 ということで医者に行った。「風邪、それも重症!」と診断され、一抱えほども薬を押し付けられたことはプレミア版に書いたが、Kyokoに脅されたこと以上に、今朝の症状は我慢の限界を超えていたのである。 ボクの出身地鹿児島では、風邪ごときで医者に行くなどということが世間に知れたら、生きてはいけない恥辱なのであるが、もう若くはないってこともあるし、週末からの九州はキャンセル不可の航空券を買った。それまでに、藁にすがってでも治癒させにゃいかんのである。 なお、以上のような理由で、今日はプレミア版に載せた1枚しか撮れていない。この画像は、松之山での手抜き撮影の成果である。 今日のプレミア版 ジュラ紀の日本地図 展示作品:通常版「ジュラ紀の日本地図」 エッセイ:ベスト100 今日のポイント:重症? 撮影会講評:todoさんの作品 「運河桟橋」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ Premium版の購読申込みはこちら。 購読料(月間1,050円)はクレジットカードからの自動引き落としです。
by osampo002
| 2008-12-02 19:44
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