2008/08/10 SUN (No.1955)
「ダンス白州」における本公演は、満員御礼が二度出るぐらいの大好評であった。森の中の露天舞台で演じられる和太鼓の響きは、コンサートホールのそれとは根本的に違う。原始に帰ったような、人間の魂に直に訴えかけてくる響きがする。舞台の明かりに飛び込んでくるセミや蛾でさえ、鬼太鼓座の演者の一人だと思わせる怪しさがあるのだ。その怪しさに、魂を揺さぶる迫力が加わる。観客の多くが涙に暮れていたのも、うなづけるというものだ。
今日のプレミア版
森の中の笛吹き
羊の親子
展示作品:通常版「森の中の笛吹き」
ダミー版「羊の親子」
エッセイ:魂を揺さぶる響き
今日のポイント:構図で決める・2
撮影会講評:休載