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夕焼け小路


2007/09/13 THU(No.1624)




 以前、ボクがまだドしろーとだった頃、荒川の風景を1年間ばかり追いかけたことがある。秩父の源流から東京湾まで、週末になればお天気に関わらず荒川通いをやった。結局、追い詰め方が中途半端で仕上げられなかったけれど、一つのテーマをいろんな角度から見つめてみるという訓練にはなったと思う。今思えば、とてもいい経験だった。
 その当時、埼玉県から都内に移るあたりの荒川には、川の想もさることながら、川沿いの町の風景に、とても惹かれるものを感じていた。どこといって奇抜なものがあるわけではない、普通の下町である。でも、なんというか、このあたりの街には、えも言われぬ匂いがある。
 今日、久しぶりにその街を歩いた。ちょうど夕方にかかる頃合である。今日の夕焼けも、昨日に劣らぬ美しさだった。

今日のプレミア版

灯ともし頃


展示作品:通常版「灯ともし頃」
エッセイ:久しぶりの散歩
今日のポイント:メインの被写体を背景にしてしまう
ネット撮影会講評:うみひこさんの作品
「出番前2」

by osampo002 | 2007-09-13 22:57
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