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老桜


2007/04/06 FRI(No.1464)




 徹夜して印旛村まで行ってきた。吉高の大桜が満開になったと聞いたからだ。早朝、夜が明ける前に撮影を終えてしまわないと、見物人に画角を奪われてしまう。桜は盛りの時期がごく短いし、日本人はみな桜大好きときている。有名どころにはわんさか人が集まる道理なのだ。
 実際、夜明けの5時20分には木の周囲には人だかりができた。カメラマンだけなら分からんでもないが、それだけじゃなく、普通のオジオバもたくさんいるから不思議だ。こんな早朝から桜見物とは、ほかにすることはないのか、と言いたくなる。
 大桜を6時ごろ切り上げ、10キロほど離れた小林牧場に回った。こっちの桜は今年はハズレ。ソメイヨシノは満開だったけれど、当てにしていた桜はどれも、とっくにかまだかのどちらかで、奇麗に咲いているのがなかった。何千本もある桜だが、被写体としてイメージの対象に入っている木は、その中の数本なのだ。

今日のプレミア版


展示作品:吉高の大桜
エッセイ:カメラマンのマナー
今日のポイント:上中下
ネット撮影会講評:SAKANEさんの作品
「無題」

by osampo002 | 2007-04-06 16:06
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