夕照富士12/27 Mon. 埼玉県越谷市 自画像 12/28 Mon. 神奈川県横浜市光る海 12/29 Mon. 東京都品川区歳末 12/30 Thu. 東京都台東区入相どき 12/31 Fri. 東京都足立区鏡餅 1/1 Sat. 埼玉県越谷市鳳凰 1/2 Sun. 埼玉県坂戸市2011年の初春である。全国的に大荒れの正月だったらしいが、キットくんの居住地関東地方は、暖かい冬の陽射しが降り注ぐ、穏やかな正月であった。やはり、普段の行いがこういうところでモノを言う。聖人君主もかくあらんという生き方はしんどいものがあるが、報われるときもあるのである。 元旦は親父を見舞った。施設では、飲食物の持ち込みは厳禁なのだが、熱燗を保冷マグに入れ、小さなタッパーにおせちを詰めて持っていき、個室のドアを閉めていただいてもらった。バレたら大変だが、ちょうどその時刻、入所者たちのカラオケ大会をやっていたため、介護士さんや看護師さんたちはそちらにかかりきり、親族が訪ねてきた入所者を構ってやる必要がないのが大助かりとばかり、まったくバレる気遣いはなかった。 いやはや、親父の喜ぶこと。施設では、おせちったって、蒲鉾一口分を細かく4つに切ったようなものしか出ない。もちろん、酒など匂いすら嗅ぐことはできない。持って行ったのは、せいぜいお猪口に3倍程度の微量であったが、あんなに嬉しそうに酒を飲む姿は、かつて見たことがないほどであった。 で、今日3日は、実家の母親のところに一家が集まった。全員集まれば14人になるところだが、末弟のところの長男と三男(ともに受験を控えている)、それに親父が抜けたため11人。それぞれに元気な姿を見せてくれた。次弟は今年の6月、誕生日が定年、その後の身の振り方がまだ決まっていないようであったが、働く意欲はないらしい。末弟は島根大学医学部教授に転身したから、定年年齢まではまだ間がある。単身赴任の気楽さを目一杯楽しんでいる風であった。消息は聞いているものの、なかなか会えない一族に会うのは、やはり嬉しいものがある。子どもたちも、それぞれにちゃんとやっているようだった。 さて、いよいよ明日から写真展である。これから2週間、ほとんど毎日調布まで通う日々になる。片道2時間の遠距離通勤、決して楽ではないが、全国各地から読者やお散歩ネット会員が出てきてくれるので、久しぶりに、あるいは初めて会える機会を逃すわけにはいかない。遠足を控えた学童ではないが、前夜からわくわくしているキットくんである。会場に来られることがあったら、初対面の方も、ぜひお声をかけていただきたい。 プレミア版の直接配信申し込みを受け付けます。 詳細はこちらをご覧ください。
by osampo002
| 2011-03-23 01:24
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